いまさらRainy75を買いました
大変遅まきながら、雨音のようなコ トコト音で評判のいいWOBKEYのRainy75 Proを買って大満足してます。発売が2024年8月なのでもう2年経ってますね。
もともとコンパクトキーボード好きで、入力に対する効率を突き詰めて無駄を削ぎ落としたという設計思想を含めてHHKB が大好きで、HHKB Professional 2、HHKB Hybrid Type-Sと10年以上HHKBを使ってきて、Cornixのような分割キーボードはその設計思想をさらに推し進めたものなのでHHKBよりも好きになったんですが、そこにどうしてHHKBよりサイズも大きくて、キーも多いRainy75 Proがお気に入りのキーボードリストに加わったのか?
購入理由
理由は月並みですが、”音”。名前の元にもなっているキーを打った時の打鍵音、これが別格でした。
キーボードに関わらず、物は実用性が大切と考えているので、これまでは打鍵音がいいという謳い文句にはあまり惹かれませんでしたが、Rainyはその打鍵音のおかげで、キャッチフレーズ通りずっと打っていたくなる、むしろ入力することはないのに無駄に打ちたくなってしまうという、デザインなどでよく出てくる「機能がその形態を形作る」とは逆に、「形態(打鍵音)が機能(入力)をつくる」という現象が起きてます。
またこのキーボードは、打鍵音だけでなく打ち心地も極上で、キーボードにまったく詳しくない子供が少し触っただけで、「何これ、普通のキーボードと全然違うね!」と言って、その後しばらく無意味に文章を打ち続けてました。
モデルは3つある
キースイッチについては、ProモデルにはKailh Cocoaスイッチが付いており、これが打鍵が軽くてものすごく良いです。まさに自分が思ったことがそのまま打てる感じです。
元々スペースキーを分割スペースキーに変更できるLiteを購入しようと思ってたんですが(RainyはグレードがLite、Color、Proの3つがあって、一番価格の安いLiteだけが後から別パーツを買えば分割スペースキーに交換できる)、Lite、Colorの2つはどちらも同じHMX Violetスイッチで、キーが重すぎて打っても気持ちよくなく、それと比べてCocoaがあまりに軽くて打ちやすくて感動しました。
また本体のカラーはシルバーがよくて、調べた時にProにシルバーがなかったのでLiteにしようと思ってましたが、店頭で見たらシルバーがあったのでProにしました。ネットだけじゃなく実際に確かめるのは大切ですね。
打鍵音についてはHMX Violetも結構いい音だとが思いましたが、Cocoaの方が好きでした。まあそりゃあグレード高い方を良くしますよね、低いのによければそっち買いますもんね。
打鍵感はプレートの材質の違い(Lite・ColorモデルがPCポリカーボネート、ProモデルがFR4)も関係あると思います。
無線接続用の内蔵バッテリーは下記の通りで、Proは1日9時間使ったとしても100日間とすごい持ちますが、Liteでも十分ですね。
Lite / Colorモデル: 3,500mAh(最大約450時間持続)
Proモデル: 7,000mAh(最大約900時間持続)
ボディのカッコよさ
綺麗なアルミ筐体もこの満足感に一役買ってます。重さは1.9〜2.0kgくらいあってかなり重量級です。いわゆる高級キーボードというのは重いものが多く、どうしてこんなに重くする必要があるのか不思議でしたが(キーボードは軽ければ軽いほどいいという考えでした)、打鍵音や打鍵感には筐体の素材や重さなども関わってくるので、理想の打鍵感や音を追求していくと設計的にそうなるみたいです。
また高級キーボードの世界では、キーボードはただの入力道具というだけでなく、一種の工芸品のように考えられているので重さがある方が満足感につながるようです。高級オーディオとかに似てますね。
無線のON/OFFスイッチがCaps lockキーの下にある(Caps lockのキーキャップを外さないとスイッチが切り替えられない)点だけ、キーボードの電源をOFFにしたくても簡単にできないので、HHKB Hybridのように上面に押しボタン式のスイッチがあればよかったけど、キーボードの上面も普段は見えませんが外見の美しさに拘ったんだのでしょう。拘りがなければこんな場所にスイッチつけないよね。ちなみに無線スイッチがONのままでも一定時間操作をしなければ自動スリープになります。
購入先
アキバヨドバシに実物を見に行き、気に入ってその場で購入しました。
約23,000円で、それにポイントが10%でした。
(一応アリエクもチェックしましたが価格はほぼ変わらずでした)
キーキャップ
キーキャップはCherry MX(互換)用であれば普通に交換できるので、お気に入りのキーキャップに交換して楽しめます。シルバーカラーの標準キーキャップは白地に黒印字のBOWでしたが、自分は好みではなかったので交換する前提で買い、アメリカのカスタムキーボードっぽくしたいと思っていたので、ケースはどんなキーキャップとも相性のいいシルバーにしました。
購入後にキーキャップについていろいろ調べてかなり悩んで、キーキャップの最高峰であるGMKを新品で買いました(初GMKです)。GMKのキーキャップについてはまた別の記事で書こうと思います。
Rainy75はこんな人におすすめです
カスタムキーボードというのは、基本的に心地いい打鍵感や音を目指してケース素材を変えたり、PCBやプレートの素材やカットを変えたり、マウント方式を変えたりなど、様々な工夫がされていると思いますが、Rainyは完成品のキーボードとしてこの完成度と買いやすい価格を両立した、物凄いコスパモンスターだと思います。スイッチ、キーキャップまでなら好きに変えられますし、キーキャップを変えると他の高級キーボードとの違いがわからなくなります笑
メーカーのWOBKEYでは、75%のRainy75以外にも、80%(Crash80)、65%(ZEN65)とサイズのバリエーションがあり、どの機種もRainyと同様のビルドクオリティと打鍵音・打鍵感のようなので、きっと好みのものが見つかると思います。
完成品のキーボードだと物足りないけど、ケース選定してパーツを決めて注文して一からつくるのは面倒だし予算も厳しいな、、という人にRainy75やその他のWOBKEYのキーボードはちょうどいい選択になると思います。

