PC用スピーカーとして人気のJBL PebblesとBOSE Companion 20のどっちがいいか迷って、結局どっちも購入したので比較(主観)。
この2台はどちらも人気の機種なので同じように迷っている人も多いと思いますが、聴き比べた結果、お気に入りは圧倒的にCompanion 20になりました!
はじめCompanion 2 Series IIIにしようとしたけどJBL Pebblesを購入
PC用スピーカーを買おうと思った当初は、BOSEのSoundlink miniを持っていたのもあって、同じBOSEの下位モデルで最安のCompanion 2 Series IIIにしようと思ってました。
しかしもっと安くて音もCompanion 2より良いと言われてるJBLのPebblesを知って、レビューを見るとものすごい高評価。
この価格でそんなにいいスピーカーがあるのかと思うと、聴かずにはいられず購入しました。
JBL Pebblesの音

PC(MacBook Air M1)につなげて聴いてみたら、音のクリアさにびっくり!
電源アダプタなしのバスパワー接続なので大して迫力ないかなーと思ったら、音量3くらいでもかなりの大ボリューム。
しかも音もしょぼさがなく、広がりがあって普通にいい音。
音のクリアさはUSB-DAC接続だからというのがあると思うけど、なんでこんなにボリューム出るんだろ?!
しかし数日使ってるとちょっと物足りない気がしてきた(もう沼?)。
You Tubeで音楽を聴いてる分には特に不満なし。むしろ音のクリアさと広がりが良い。
低音はレビューに多くあったけど、それほど出ない。とはいっても、YouTubeの「夜に聴きたい○○HIPHOP〜」とか聴いてても全然悪くない、気持ちいい。
ロックやポップスを聞いてもボーカルは前に出てるし、ドラムのスネアの音がタイトで気持ちいい。バンド系にも向いてると思う。ハウスやテクノにも向いてる。映画やアニメも問題なし。
要するに、どんなジャンルでもイケる。
しかしなんだろ、なんかこう、もうちょっとパンチが欲しくなってきた。
やっぱ低音が足りないのか?BOSE病なのか。
という訳で、Companion 2 Series IIIを探し始めた(ぬま〜)。
Companion 20を知る
しかしCompanion 2 Series IIIのレビューを見ているうちにCompanion 20を知って、レビューを見ると低音を含む全体的な音の質感や広がりが上位グレードっぽく上回っているそうで、俄然Companion 20に興味が湧いてきた。
デスクがあんまり広くないから、サイズ的にCompanion 2 Series IIIより高さはあるけど、奥行きがないのもいいし。
ちなみにBOSEのM2とかも調べたけど、音圧がありすぎて聴き疲れしそうなのと、Companion 20よりもニアフィールド寄りなこと、値段も高そうなのでやめといた。
Companion 20を購入
で結局、Companion 20も購入。新品がないっぽかったから中古をメルカリで10,000円くらいで。
さっそく聴いてみると、思ってたよりも人工的な作られた感じの音。
Soundlink miniとは違う。Soundlink miniはこれよりもう少し生音っぽい。
いかにもつくられた、2013年発売にしては古い音だなってのが最初の感想。
けど低音の量感は流石。レビューで低音が大きすぎるというのもよく見たけど、そうは思わず、量感はあっても聴き疲れない音だと思う。
2台を聴き込んでいくと、それぞれ以下のような特徴があった。
最初はPebblesの方がクリアでいいんでは?と思ったけど、聴いてくうちにCompanion 20の気持ちよさにヤラれた。
比較
JBL Pebbles
- 音がクリア(USB-DAC)
- ボーカルが前に出てる
- 楽器の音がタイト。スネアが気持ちいい
- ボリュームがデカい。Macでボリューム3くらいで普通に大きい音
- 筐体がコンパクト。狭い場所にも置きやすい
- 配線スッキリ(ケーブルは左右のスピーカーを繋ぐ線、右スピーカーと音源(PC)を繋ぐUSBの2本だけ)
- 低音少なめ。決して少なくないんだけど、Companionとの比較だからかな
- Companion 20と比べると聴き疲れする(クリアでボーカルが前に出てるからかな)
- 映画鑑賞には低音の問題でちょっと迫力が足りない
- AC電源が不要で、PCからバスパワーで電源が取れて便利
- 電源はUSBにモバイルバッテリーを繋いでもOK
- 左右スピーカー間のケーブルが短いので、オーディオ延長ケーブルを追加した方が使い勝手がいい
- ボリューム調整は右スピーカー横のダイヤルでできるけど、キーボードで調節した方が楽(Macの場合)
BOSE Companion 20
- 音が人工的でつくられた音(気持ちいいのでいい意味で)
- ボーカルはすこし引っ込みがち
- 低音の量感が凄い。でもうるさくない、気持ちいい。BOSEの真骨頂
- 低音が出てるのに聴き疲れしない
- BGM的に音楽を流すのにぴったり
- 映画鑑賞向き。軽く映画館の音がして最高。セリフも聞きやすい
- コントロールポッドでのボリューム調節、電源オンとミュートが便利
- コントロールポッドで音声入力とヘッドフォン出力ができて便利
- 電源ケーブル、左右スピーカー間のケーブル、オーディオケーブル、コントロールポッドの接続ケーブル、すべて長くて余裕がある
- AC電源もあるし配線が多いのでゴチャつきがち
- 筐体がちょっとデカい
- 見た目は昔っぽい(レトロではない)
- 新品で普通の値段で買えない
どっちもいいけど選ぶならCompanion 20
他にもっといいスピーカーは沢山あると思うけど、Companion 20は価格、音質、サイズ、コントロールポッドの便利さなど、いろいろと丁度いいのがいい感じ。
メルカリとかで1万円ちょっとで買えるのも気楽でいいので。おすすめです。
ちなみにPebblesは新品で1万円弱くらい。
気に入って使ってたら故障してPebblesに戻った
とか言って、Companion20を気に入って使ってたら1年弱で左スピーカーが死んだ・・・(音が出ない、もしくは小音量しか出ない)。
BOSEのサポートに連絡して聞いたら、修理はできるけど17,600円でした。(修理後の保証6ヶ月つき)
いや、高すぎやろ!
でPebbles復活。売らずに残しといてよかった。
Pebbles使ってたら普通に気に入ってきたので、やっぱりどっちもいいスピーカーってことでおすすめです!